炭水化物と糖質は異なるもの

こんばんは。
体芯力マスタートレーナー鈴木亮司です。

最近会う方々に

「メルマガ読みました。
何かあったんですか?」

と聞かれることが多いのですが、特に何もありません笑

当たり障りのない話をしていても何も面白くないということに気がついただけです笑

さて今日は炭水化物とか糖質の話をしていきます。

炭水化物制限

糖質制限

この2つは全く意味が違うって知っていますか?

炭水化物=糖質+食物繊維

生理学的分類によると消化が出来て、エネルギーを産生する炭水化物を消化性炭水化物・糖質と呼ばれます。
3.8kcal/gと考えられています。

そうでないものは難消化性炭水化物・食物繊維と呼ばれます。
わずかにエネルギーがあると考えられています。

ちなみに糖質と糖類も異なります。

単糖類とニ糖類を合わせて糖類
糖類と少糖類を合わせて単純炭水化物
多糖類と食物繊維を合わせて複合炭水化物

これだけ見ても炭水化物制限と糖質制限が異なることがわかりますよね?

これらを理解した上で話をしているのか?ということです。

低糖質ダイエットは、ロバートアトキンス(米、医師・循環器学者)が考案したダイエットでアトキンスダイエット、低炭水化物ダイエット、低糖質ダイエット、ケトン式ダイエット、ローカーボダイエットなど様々な呼び方があります。

炭水化物の摂取量を極端に減らして、脂肪がエネルギーに使われるように身体を変えることが目的とされているようです。アトキンスダイエットはアメリカで2003年頃大ブームとなり、成人の7人に1人の割合で取り組んでいるほどだったそうです。


「低炭水化物ブーム」という言葉が出てきて、様々な企業が炭水化物の少ない食品を売り出しました。ですが長期間に渡ってこれらのダイエットを続けると脂肪分解によるケトン体が生成され、内臓損傷の危険があります。

心臓や腎臓などに負担をかけるという批判が相次ぎ、2000年2月にはアメリカ合衆国農務省で健康上に問題があると激しく討論されました。アトキンスダイエットの1年後から頭痛や下痢などの炭水化物不足による副作用が出ることが判明し、長期的に行うことの問題があると農務省より報告がありました。

こういうことを理解した上で糖質制限、炭水化物制限というものを実施しているのか?という話になりますね。

ネットやテレビ、雑誌などから世の中に出ている情報は裏付けが存在しているものが少なく、視聴率だったり、食い付くような内容のものを選んで出しています。

僕自身もテレビや雑誌などには数えきれないほど出てきましたが、裏付けを求められることはありませんでしたね。

もう、こうなると情報を提供する立場の人間の倫理観や意識の持ち方に掛かってきます。

報道する人たちは身体の専門家ではないので情報の精査はほとんどできません。

情報提供する側の専門家といわれている人ですら真実を知る人はほんの僅か。

情報が溢れている今の世の中、得た情報をどのように受け取るのかがとても大事です。
もちろん本物の情報もありますけど、前にも書きましたが、精査する為には自分自身の知識が必要になる。

自分がわからない情報に出会った時は、とりあえず鵜呑みにすることだけはしないようにするべきだと強く訴えたいです。

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