Tanren塾塾長 鈴木亮司です。
今日は体芯力®︎を引き出す考え方を説明したいと思います。
体芯力®︎は基本、”考えて”はいけません。
もちろん体芯力®︎の理論はかなり細かいところまでありますが1番大事なことは”身体が動いているのを感じる”ことです。
「○○筋を動かそう」
「どの部位が動かそう」
というのを考えてはいけません。
動いているのを”感じる”だけです。
実はこれがなかなか難しいです。
我々現代人は”考えてしまう癖”が身についてしまっています。
学校教育の中で”考えること”を教育されてきました。
“感じる”ことは全くと言っていいほど教育されていません。
5教科の点数を取るだけなら感覚は無くてもできると思います。
しかし
体を動かしていることを感じる。
感覚は生き物として、生命の証。
感覚を無くしたらそれはもはや生き物では無い。
体芯力®︎は生命そのものを高めるものです。
体から出る感覚をただ感じることは都会の夜空を見上げることと同じです。
最初は明かりのせいで星が少ししか見えませんが、目が慣れて来るとたくさんの星が見えるようになります。
感じることも同じです。
最初はぼんやりしか感じることができませんが、感じることが上手になると身体の色々な部位を感じることができるようになります。
○○筋が動いて〜
○○関節が動いて〜
などを考えると途端にぎこちない動きに変わってしまいます。
動かすけど考えない。
身体が動くのを感じ取る。
簡単なようで難しいこと、これが体芯力®︎を上手に引き出す方法です。