Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
昨日、バレエの先生とパーソナルトレーニングのなかで身体の話をしていたところ、そのバレエの先生が
「脇のここを締めて!と生徒に指示を出して、実際に筋肉の場所を手で触って理解させられるけど、どうしたらその筋肉が動くのかが説明できないので、いつも、う〜ん、という感じなんです」
その部分は前鋸筋で肩甲骨の動きで働く筋肉だと説明したら納得して頂けました
スポーツで理想の動きを体現するために働いてほしい関節や筋肉を理解していると、指導する際に自分が感覚的に行なっていたことが言語化することが出来ます。
感覚的な言語だと(ここをこうして、とかここを働かせて、などの言葉)理解できる人もいますが、身体感覚が異なる人には伝わりにくいものです。
簡単な解剖学用語などの万人が理解できる言葉で説明すると再現性が高まります。
一昨日は音楽家の方と楽器を持った時の姿勢について話していたところ、やはり長時間弾き続けていると身体が辛くて、音が悪くなってくるそうです。
「関節の本来の動きはこのような動きで…」
と説明して姿勢を作ってもらうと
「あ!姿勢を取るのが凄く楽です」
となりました。
努力によって筋肉や筋力を作ることも大切ですが、本来あるべき関節の状態を作る方法を知っているか、いないかの違いは大きいです。
今すぐ誰でも出来る身体の使い方というものが大切だと思っています。
その良い使い方が良い身体を作っていくのだと思います。
今後はこのようなことを伝えていくことを活動していきたいと思います。
伝え方に困っている講師の方で興味ある方はメッセージください。