Tanren塾塾長 鈴木亮司です。
今日は漢荒谷龍人選手の東洋太平洋タイトルマッチ。
昨夜から嫁がインフルエンザA型発症で行けないかと思いましたが今日になって回復したので
「家事を終えてからだったら行ってきていいよ」
と送り出してくれました。
本当に感謝。
途中人身事故の影響で電車が遅れて焦りましたが、新宿駅で人混みをすり抜け(蹴散らして?)総武線に乗り換え水道橋駅到着!駅から後楽園ホールまで猛ダッシュ!
息切れしながら会場到着!
選手の入場も終わって試合開始本当にギリギリに間に合いました。
試合はお互いが落ち着いた立ち上がり。
1Rから練習でやってきたことが出ていましたが、相手は流石は世界8位。
どっしりとした構えでこちらの出方を伺っています。
1Rは取ったものの完全に向こうはこちらのリズムや癖などを見ています。
2R開始から徐々にペースを上げてきました。
そして1分過ぎに右ストレートが被弾!
痛烈なダウン。
かなりのダメージでしたが、向こうも焦って攻めては来ません。なんとかこのラウンドをやり過ごします。
3R。少しこちらが撃ちますが、チャンピオンも要所要所で撃ち返して被弾率がこちらの方が高い。
徐々にペースを奪われ、ダメージも溜まってしまいます。
こちらの外側からのパンチやボディなど時折ガードの隙間を縫って当てていましたが単発なのでペースを奪うまでにはいきません。
撃たれても気持ちが折れず勇敢に撃ち合いました。
もうダメかと思ったところから撃ち返す。
本当に気持ちの強さが見える試合でした。
試合は4RKO負け。
セコンドの会長のタオル投入でした。
ダメージの蓄積したダウンだったのでタイミングの良いタオル投入だったと思います。
チャンピオンは強かった。
下馬評通りの結果と内容でした。
しかし決して下を向くことのない堂々とした試合内容でした。
デビューの前からずっと見てきた漢がこの舞台でここまで戦える漢になったんだと涙が出そうでした。
でも….
まだ強くなれる。
きっと強くなれる。
明日はある。
這い上がろう。
ここからが漢の見せ所。