Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
昨日は遠山 知秀先生のレッスンをトレーナー仲間の千葉 啓史さんと一緒に受けました。
授業の受け方や上達の手順が全くタイプが違う2人。
千葉さんは異なる動作との共通点や違う部分を発見し、運動の種類を理解して動作に落とし込む。
様々な動作を組み合わせて全体を高めていく。
僕の場合は、課題の動作を一つに絞り込んでトライ&エラーを出来るようになるまで繰り返し続ける。
基礎となる動作を一つやり続けて他の動作との共通点を見出して全体を高めていく。
どちらが良いとかそういう問題ではないです。
僕の場合、過去の経験で1つのことをやり続けた方が全体が高まることが自分には合っていると感じたので、それを実行しています。
僕は考えてしまうとダメになるタイプ。
考えるな感じろ、というタイプです。
タイプが違って当たり前。
みんな一緒だったらつまんない。
勉強方法だって様々なやり方がありますよね。
どれに合うかはやってみないとわからない。
上達がうまくできないのは、自分に合うやり方が見つかっていないから。
中学まで体育2とか3だった僕だってインターハイに出たり、プロ格闘家になれたのは、自分に合うやり方に出会えたから。
世の中にはこれが正解、正しい、みたいに言ってみんな一様に同じことをさせようとする。
それで出来なければ、
鈍臭い
運動神経が悪い
みたいなことを言われます。
僕は幼少期ずっと言われ続けてきました。いや、大人になってからも言われてる。
似合う髪型だって、ファッションだって人によって違うんだから、運動のやり方だって違うに決まってて当たり前です。
「違いと間違いは違う」
この差の見極めが大切。
筋出力の定義を学んだから
前庭覚や視覚のトレーニングやらをセミナーで学んで、はい、それをやって下さいじゃ、あまりにも深みがなさすぎる。
学んだことは学んだことで大切だし、学び続けることは止まっちゃいけない。
何かを伝えるためには、伝える側が必死になる必要がある。
なんでもヒョイヒョイ出来るように思える千葉さんだって出来ないことに向き合って歯を食いしばって必死に努力してる。
簡単に得られたものに価値は無い。
成長なんてしない。
みんなに出来ることなんてすぐに価値は無くなる。
できないことができるようになるまで、必死に取り組んだ時に初めて本当に成長できる。
それをサポートするのが指導者の役目だと思う。
己の弱さや不甲斐なさに
どれだけ打ちのめされようとも
心を燃やせ
歯を食いしばって前を向け