理論は理論以上でも理論以下でもない

Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。

昨今のトレーニングで「理論的に…」「エビデンスが…」「科学的研究によると…」という言葉を聞くようになりました。

これはこれで良いことですし、裏付けがあるということは素晴らしいことです。

その中でも○○理論、○○メソッドというようなトレーニングや運動法が出てきて愛好者も増えました。

ただ、特定の動きしかしていないと、使われていない他の神経や筋肉などが少しずつ真綿で首を絞める様にジワジワと低下していきます。
一つの部分は能力が残るけど他は下がる。

全体から見ればこれは低下していることになります。

「メソッド」や「理論」というものは特定的な動きや理屈のわけだから、全体を示した物ではありません。
全体を示そうとすると無理矛盾が出てくる。理論化できません。

人の動きを見ようとするならば少なくとも2〜3の理論、メソッドを知る必要があると考えています。

僕は自分自身でも幾つもの理論を学んできました。

一つの理論を知ると、嫌な性格なのかその理論の”穴”を見つけてしまうのです。

その“穴“を埋めようと他の理論を学ぶ。

2つ以上の理論を学ぶと、矛盾する部分が出てきます。
その矛盾した部分でどちらを取るかは、自分が進もうとしている方向と合致したところをとります。

そして2つの理論でもカバーしきれない“穴”を埋めるために新たな理論を学ぶ。

その繰り返しをしてきました。

“穴“を見つけるには自分の場合、頭で考えるタイプでないので自らの身体で確かめます。

他人からの教えで気づくことも沢山ありまふ。

完璧なんてなることはないのだけど少しでも完璧を求めて学び続けるのだなと感じています。

2つ以上の理論を学ぶことはAIにはできないと思う。矛盾した時点でAIの思考は止まる。

矛盾を矛盾のまま矛盾なく理解、使いこなすこと。

これは実践なくしてできないことです。

現実に自分の身体で確かめながら自分の中の理論を構築し続けること。

実践なくして理論なし。

この追求の道は永遠に続くのだなと思います。

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この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
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