Tanren塾塾長 体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
去る2月25日と26日は茨城県土浦市にて公開グループレッスンと指導者養成講座を開催しました。
公開レッスンは、「体芯力®︎」体操で身体のバランスが良くなることを体感しながら進めました。
最初は他人から押されてグラグラして体がレッスンの最後にはビクともしない身体になりましたね。
1時間少々、体操をして心地よくなったら身体の芯でバランスを取れてしまうなんとも言えないことわ皆さんに体験して頂けたようです。ご参加いただき、ありがとうございました😊
その後は指導者養成講座。
・立つ
・片足立ち
・歩く
ここを中心に学びます。
「なぜ片足立ちが出来ないのか?
出来ない理由と出来る理由を解剖学と物理を介して小学校低学年の子供がわかるように説明できるか?」
「歩くのが遅くなった、という人に対してなぜ遅くなったのかを関節や筋肉がどの様に動いているからという理由を科学の根拠をもってして説明出来るか?」
これらをディスカッションのような形で参加者で考えながら、科学的データや物理的な根拠と擦り合わせをしていきながら理解を深めました。
様々な動作を説明する時
「なんとなくこんな感じで〜」
のような言い方でも全員が出来て意識が伝われば良いのですが、現実には難しく出来ない人のほうが多いのです。
出来ない人を出来るようにしてあげる仕事が指導者の仕事ではないでしょうか?
そしてその説明が、感覚的ではなくて現実に目で見てわかる形で、誰にでも理解できる平易な言葉に落とし込めるかが大切なのだと思います。
片足で立てない人は歩けないですし、走れませんよね。
片足立ちから重心移動が生まれるわけですから、重心がどこからどこへ移動するのか?
それを明確に指示できずにスポーツ技術の習得は難しいと思います。
学ぶことはとっても地味です。
でもここはきちんと抑えてほしいと思っています。
この土台をおろそかにして、目先の派手な運動や難しそうな理論に走って欲しくない。
僕が指導者に望むことです。
皆さん、僕の話すことに真剣に真摯に耳を傾けてくれました。
本当にありがとうございました。