体芯力®︎が生まれたきっかけ②

Tanren塾塾長 鈴木亮司です。

体芯力®︎が生まれたきっかけ②です。

スタミナとバランスを強化するためのトレーニングを積んだものの肉体の感覚としては全くしっくり来ない、違和感ばかりを抱えたままプロデビュー戦で勝つことはできました。

何とも言えない違和感を強く感じました。
一言で言うと

「思ったように身体が動かない」

という感覚です。
当時は解消する手段は当然わからず、様々なトレーニングにがむしゃらに取り組みました。

ウェイトリフティング、敏捷性のトレーニング、瞬発力をつけるジャンプトレーニングなど…

それらのトレーニングの測定結果の数値は向上しているものの、やはり感覚はしっくり来ない。
バーベルは100キロ、150キロは上がるのに身体は思ったように動かない…

そんな思いをしながら試合に向けて一心不乱に練習をしていましたが、負の連鎖が始まりました。

試合に向けてトレーニングをしていると怪我をする
→負ける
→試合で負傷
→リハビリ頑張る
→練習に復帰
→試合に向けて練習で怪我をする
→試合で負ける…

デビュー戦で勝った後4連敗。

その間に肋骨を5回骨折、足首の骨を亀裂骨折、鼻骨骨折、肘関節脱臼、両膝の靭帯損傷などなど…

体も動きも成績も完全に行き詰まりました。

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心は折れかけていましたが、このまま辞めては後悔すると思い、
「ここまでやったのだから思い切って今までやったことのないことをやろう」

トレーニングの勉強では習ったことのないことに取り組み始めました。

身体の勉強を見直したのです。

そこで感じたのは【関節の動き】です。
関節が自由に動かなければ身体は動かないと思ったのです。

色々な関節を動かしたところ、1番動かなかったのが、【股関節と背骨】だっだのです。

情けないくらい股関節と背骨の動きが悪く、ちょっと動かしたくらいでハーハーと息切れをしました。

「身体が動かない原因はこれじゃないのか?」

と思い、背骨と股関節の動きを良くする体操ばかりを一日中やっていました。

そうすると身体の感覚が徐々にではありますが、しっくり来始めたのです。
身体の動きがコントロール出来てきたことを感じました。

そう思っていた頃に次の試合が決まりました。

 

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