武士は全てを今にかける。なぜなら、常に戦いを覚悟し、死を覚悟しなければならないからである。
言い換えると、今日という一日に自分すべてを出し切り、いつ死んでも後悔しないという生き方をする。
‘今’がいざ、時なのだ。すべて目の前の勝負にかける。
「スラムダンク」を読んでいくと全編通じて訴えてくるのが、武士の生き方、”今を全力で生きる”ことの大切さである。
かつて吉田松陰は、牢獄において
「人は一日この世で生きるのであれば、どんな状況であろうと、その日必ず自分のすべき学問と事業に励まなくてはならないのだ。」
今日という一日を怠ることは決して許されない、自分のすべてを打ち込め、という。
スラムダンク武士道にはこう書いてあります。
「オヤジの栄光時代はいつだよ…
全日本のときか?
オレは…
オレは今なんだよ! 」
と言っています。
今を生き切るという武士の生き方を桜木花道はしています。
先のことは考えず、”死に狂い”する武士です。
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スラムダンク武士道より抜粋させていただきました。
先のことばかり考えてくよくよしてしまうより、今を全力で生きる。
それが希望ある未来に繋がる。
誰にもわからない未来を変に予想して絶望するより今自分のできることを全力でしよう。
この「武士道」桜木花道を見習って生きて行こうと思います。
悲観した未来を予想すれば現状を嘆くことになり、明るい未来を夢みれば現在に希望が持てる。
未来がどうであれ、現在に希望を持って全力で生きればそれが道となる。
未来は自分で作るものです。