Tanren塾塾長 鈴木亮司です。
先日、松戸の後藤 宏美さん主宰身体教習所エヴァベリーダンススタジオに行きました。
スタバで身体に関する想いを2時間ぶっ通しで語り続け笑その後以前から素晴らしい理論をお持ちであると噂で聞いていた武道家遠山 知秀先生の太極拳に参加することに。
太極拳の予備知識ゼロで参加してしまいましたが、途中から解剖学の話になりました。
そこで出たたくさんの興味深い話の中で今回書く内容は「腰椎」の動きについて。
腰椎は屈曲、伸展、側屈は出来るが回旋はほとんど出来ない、というのが解剖学の世界では常識です。(実は、それ本当に?と疑ってました)
だから腰椎の辺りは固定して胸椎を回旋させるということを指導者は指導しています。
アスレチックトレーナーの分厚い専門書には腰椎の回旋はほとんど出来ないと書いています。
L1〜L5が腰椎です。Lは腰椎の英語呼びのlumbar[(ラァンバァ(ル)]の略です。
遠山先生の話が進み、真面目に勉強した運動指導者ならこの質問には答えられないだろうという流れになりました。
僕の言葉だとこのようにまとめます。
「腰椎が回旋できないなんて誰が決めたの?なぜ?どんな理由で?」
「ある条件下では回旋できない。
ある条件下では回旋が可能」
このことがきっかけで僕の長年のある悩みを解決してくれました。身体を研究していて、僕の中で
「この部位が使えなくなると身体が悪い方向へ崩れていく」
という部位があります。
しかしその部位を動かすことが難しい、という問題をずっとクリアできませんでした。
昨日の遠山先生の「ある条件下なら腰椎の回旋が可能」ということの感覚が掴めたので動きを繰り返していたら、その部位を動かすことが出来たのです!
そして今日のお客様に実践して頂いたら皆さんの姿勢が劇的に変わりました!
昨日の感動が今日の感動を呼ぶことが出来ました!
遠山先生!ありがとうございます!
(この日は柔芯体メソッド創始者でありダンスの世界チャンピオンである稲吉優流先生も参加する予定でしたが直前に食べたパスタが祟り腹痛で参加できず笑笑代わりに稲吉先生の著書である「柔芯体メソッド」の本とともに撮影笑)
この部位は腰椎が回旋出来ないと信じている人には動かすことが難しい部位です。
知識が自分の可能性を狭めてしまう、ということもあるのだなぁと改めて感じました。
これを機にまだまだ新しいことが見えてくると思います。これからが楽しみです。
遠山先生の太極拳受けられるエヴァベリーダンススタジオ身体教習所はこちらです。
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新京成線京成、千代田線、常磐線松戸駅徒歩3分。