Tanren塾塾長 体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
先日初回のマンツーマンのトレーニングを行ったマラソンで2時間18分の記録を持つ市民ランナー藤松利之選手からその後の体の変化の報告をいただきました。
2月11日(日)のマンツーマンの後にマシンで走るトレーニングをしたそうです。
普段はトレッドミル(ルームランナー)の傾斜5で走っているそうですが、いつもは少しキツくて息切れをするそうです。
ところが先日は傾斜を10にしても全然楽に走れたそうです。
ちなみにトレッドミルを使っている方は5と10の違いはよ〜く理解できるかと思います。
藤松選手のように肉体の限界に近いレベルまでトレーニングを重ねている人間がこれだけの変化をすることは普通に考えれば1年以上はかかると思います。
しかしトレーニングは立ったの一回で90分程度。
直接走りを見たわけではないので予想ですが、骨盤の使い方が良くなったからかな?と思います。
平地を歩いたり、走ったりしていた人が坂道を登ると急にキツくなる、という人は骨盤の使い方が悪い、と考えています。
(骨盤の使い方、股関節を使う、体の使い方という言い方は抽象的すぎて好きな言い方ではありませんが)
1つの例えとして足が速い、ということは足を動かすことが速いわけです。
この時、足と骨盤の動きがマッチしているかが重要だと考えています。
しかしこれは頭で考えていても出来ないことがほとんどです。
これらを無意識にできるようにするためにトレーニングのやり方の工夫が必要だと思います。
Tanren塾では脳⇔神経⇔筋肉を包括的に使えるようにすることが大切と考えています。
表から見える筋肉や関節だけを見ても身体の本質は見えてこないと思います。
これを見れるかどうかが重要だと考えています。