Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
昨年行われた体芯力®︎指導者養成&基礎解剖学の1日講座に参加された方から体験談を頂きました。
以下原文まま
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先日実家に帰った時に母親が猫背になっていました。
以前からちょっと気にはなっていたのですが、更に猫背になっていたため、体芯力体操をお正月の間にやっていました。
母の猫背は骨盤は真っすぐで後傾による後ろに重心が倒れる猫背ではなく、足からみぞおちまで地面に垂直で、その上の上半身は前方に猫背になっています。
大腰筋と大腿直筋が固くなってるために猫背になっているのかとおもい、大腰筋と大腿四頭筋の起始あたりをテニスボールでうつ伏せでグリグリやっていると20分程度でずっと猫背だった上背がきれいにまっすぐになっていました。
本人に聞くと、いままで猫背だとおもって頑張って胸を張っていましたが、すぐに疲れて元の体勢に戻ってしまったので、猫背が力を入れなくても治ってしまったことが嬉しいとのこと。
今後は体芯力体操で大腰筋のストレッチを主にやってもらい、猫背予防をしてもらうことになりました。
ありがとうございます。
筋肉の起始と停止、骨格の異常をきちんと解剖的に捉える訓練をさせていただいた結果だと思います。
今年も頑張って勉強したいと思います。
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猫背の原因というと
筋力の不足?
筋肉が硬くなっているから?
など様々な要因を考えると思います。
この時に基礎となるのが【解剖学】です。
解剖学の基礎を学んだことによって
「この姿勢だからこの筋肉が原因かもしれない。
このストレッチやこの筋肉をリリースすれば良いのかもしれない」
という事を予測することが出来ます。
それが的確なものであれば、長年の悩みであった姿勢がたった20分、簡単なことで改善できる場合もあります。
基礎の知識というものは様々なところで応用ができます。
○○理論や○○トレーニングなど派手なものではなく、地味ですが基本に忠実な知識を積み重ねることの大切さを改めて感じる出来事ですね。