柔軟性の真実。柔らかい≠怪我をしない

Tanren塾塾長 鈴木亮司です。

世間で言う「身体が柔らかい」は前屈や開脚が出来る人のことを指しているように感じます。

しかし前屈や開脚はあまり出来ないのに運動が上手な人がけっこういます。

「動きの柔らかさと身体の柔らかさは違う」

ということです。
勿論柔軟性と運動が上手なことが一致するときもあります。

しかし一流スポーツ選手が意外なほど身体が固かったりします。
極端な分け方をすると身体の柔らかさとは

「どこまで動くのか?」

などの実際の目に見える可動域であり、動きの柔らかさは滑らかに関節が動くかの問題です。
開脚も前屈もできるのに立って歩いたら猫背やガニ股…このような人が意外と多いのです。
関節の動きが広い方が良いと思ってやり続けていると動きは広くなって見た目は良さそうですが関節自体が緩くなって怪我を誘発してしまう恐れがあります。

関節の可動域が広い≠怪我の予防

関節がどこまで動いたら良いのか、これ以上はダメなのか。

基本的な解剖学を理解して身体を使わないと身体は壊れてしまいます。

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怪我をしない理由がわからないことはあります。

しかし怪我をした時には理由があります。

基本的に偶然はありません。

「勝ちに不思議な勝ちあり。

負けに不思議の負けなし」

江戸時代の大名でもあり、文人、武人でもある松浦静山の言葉の通りです。

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