夏のある日の出来事。

Tanren塾塾長 鈴木亮司です。

ある夏の日の出来事の話です。

相鉄線に大和から乗っていたら目的である希望ヶ丘の一つ手前の三ツ境駅で停まって動かなくなった。

「なんだろう?」と思っていたら同じ車両に乗っているオジサンが怒って何か叫んでいた。

駅員さんが来てオジサンと何か話している。

オジサンが何か文句をつけて揉め事になっていたらしい。

駅員さんが

「降りて下さい」

と言っても

「俺は降りねーぞ!!」

の繰り返しで電車が発車できない。

他の乗客が

「オメー降りろ!発車できねーじゃねーか!」

と声がする。
それにオジサンが怒鳴り返す。
収集がつかず…

いつまでたっても発車する様子はない。

僕は仕事があるので発車してもらわないと遅刻してしまう。

僕はそのオジサンに直接話に行くことを決めた。

1番前の車両の壁際にいた僕は車両の反対側に座っているおじさんの元へ歩いていきました。

その姿を見た周りの乗客は

「あ、アイツ行くのか?」

という熱い視線と期待感を感じました。

そしておじさんの前に立ち塞がり僕は言いました。

「降りてもらえますか?
僕、この後に仕事があるので電車動かないと困るんです。」

と声をかけた。
すると

「ふざけんな!
なんで俺が降りるんだよ!」

と譲らない。

怒っている理由は駅のアナウンスがうるさいと言うことらしい。
それで僕に向かって

「駅のアナウンスがなんで英語の放送すんだよ!
あれがうるせーんだよ!」

と言うので

「そのアナウンスがあると外国人の人が助かるんですよ」

と言うと何も言い返さなかった。

無理矢理連れ出すと暴力行為になってしまうのでできないらしい。

困っていると他の何人もの乗客が

「てめーが降りろ!馬鹿野郎!」

とあちこちから声がする。
するとオジサンが立ち上がって

「てめーら、ふざけんな!」

とそちらに走り出そうとした。
僕の目の前を通過しようとしたので、一旦捕まえた。
が、それでも制止を振り切ろうとしたので立った状態のハーフネルソン

IMG_7881

こんな感じ↑

に極めて動きを封じてそのまま歩かせて駅員さんに預けました。
おじさんを車外に出し、無事に発車しようとしたとき再びおじさんが電車に乗り込もうとしようとしたので扉の前に僕は立ち塞がりました。

するとおじさんは電車に乗るのを諦めました。

無事に目的の駅に到着。

数分遅れた程度で済みました。

とりあえず誰も怪我人が出なくて良かったです。
暑いでイライラするのはわかりますけど運動でもして発散しましょう、と思った出来事でした。

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