Tanren塾塾長 鈴木亮司です。
僕には夢があります。
『日本という国全てが元気になり、自分の人生の未来に希望を持ってもらう』ことです。
自分の人生の未来に希望を持ってもらう為にまず「適切な運動」を知ってもらいたいです。
運動というと
『得意な人がやるもの』
『苦しい、耐える』
『頑張らないと効果は無い』
という印象がある方が多いと思います。
運動というものは身体の理にかなって初めて効果の出るものです。
効果があれば理にかなっている。
効果がなければ理にかなっていない
身体は嘘がつけません。
辛いから効果があるということは、また別次元のことです。
体芯力®︎を通じて
『身体を動かすのが楽しい』
『自分の身体に可能性を感じる』
ということを1人でも多くの人に知って欲しいのです。
運動は○○運動、○○体操などの流行り廃りで行うものでないと思います。身体にとって本当に大切なことは見た目や流行り廃りとは関係のないものです。
本当に大切なことを多くの人に知ってもらいたいのです。
話は変わりますが、僕には【ダウン症】という障がいをもったもうすぐ11歳になる娘がいます。
まだほとんど話すことはできません。
ほとんどのことを1人で出来ません。
この子が生まれ3週間後に遺伝子検査でダウン症だと知った時、この子はなんて可哀想なんだと思い、落ち込みました。
先天的に心臓に穴が空いている病気でもありました。何日も泣きました。
僕は周りの人に障がいのことを話すことができませんでした。
この子の障がいを受け入れることができなかったのです。
幼稚園に通い始め、年を重ねるごとに健常な子どもとの成長に差がついていきました。
毎日毎日嫌でも現実を突きつけられるのです。
健常な子どもが普通にできることができないのです。
健康に産まれて成長することが普通ではないのです。
嫁が
「この子は我が家を選んで産まれてきてくれたんや。斗和がお空から体のこと専門にしてる父ちゃんのところを選んできてくれたんやで」
と言いました。
「この子が自分のところに来てくれたことには意味がある」
「この子のために自分に何ができるのか?」
と思い始めました。
これがきっかけで物事に対する考え方を変えました。
今までの自分のやり方では、この子を良い方向へ変えるのは無理だ、と感じたからです。
そこで考え続けて辿り着いた1つの結論が体の1番大事なところは『体の芯にある』と気付くことができました。
斗和に体芯力®︎を行わせると姿勢が良くなったり、歩く、走るのがスムーズになるのが明らかになったからです。
斗和と同じ幼稚園にいた障がいをもったお子さんに体芯力®︎を体験してもらうとお母さんから
「息子が長く座れるようになってきたんです」
と言われました。
運動の効果を実感できたのです。
娘のおかげで
『本当に良い運動は人を選ばない』
ということが知ることができました。
この事をもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。これは自分の使命だと思うようになりました。
世の中に無駄なんてことはない。
全てのことに意味がある。
試練は乗り越えられる人にしか訪れない。
将来の夢の1つとして
「この子の働き場所を作る」
それが1つの目標となりました。
今年、娘は11歳。
高校を卒業するまであと7年。
今できることは体芯力®︎を世の中に広め、娘の働きの場の作るための土台を作ること。
体芯力®︎をもっと進化させ、どんな人でも楽しむことができる運動理論を構築させること。
体芯力®︎を通じて人生に希望を持ってもらうこと。
そして、それを伝えることができる魂と志を持った人たちと一緒に、世の中に広く知ってもらうこと。
これが今の僕の夢=ビジョンです。