- Tanren塾塾長 体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司でてす。
- あっという間に12月も中旬ですね。
- 今年も残すところあとわずか、という言葉も実感が湧いて来ましたね。
- さてスポーツをする際に技術以外に行うトレーニングというものは欠かせませんよね。
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目次
そのトレーニングを行う目的は「スポーツがやりやすい身体にする」
- ということだと思います。
- これが本当のトレーニングであると思います。
そうでないと技術を身に付けることができません。 - それを出来る身体に出来ないトレーニングではトレーニングの為のトレーニングです。
- スポーツのためのトレーニングなのだからスポーツがやりやすい体にするのが本来の目的です。
- 現在のトレーニングがどの場面でどのように役立つのか?
- それを説明出来なければトレーニングとしての効果は期待できません。
- そのトレーニングがどのようなことに効果があるのか?ということを意識しないと効果が上がりません。
トレーニングの7原則の1つ、意識性の原則です。
- 「多分、この場面で役に立っているはず」というような曖昧な意識でトレーニングをすることは好ましくありません。
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スポーツの技術を習得する時にどの場面で使うかをわからないまま練習する人、いませんよね?
- トレーニングも同様に明確な意識を持って取り組むべきだと思っています。
- 指導者は「なんでこのトレーニングをするんですか?」と聞かれたら「○○の動きをするためにこの筋肉が必要だから、このトレーニングをする必要がある」と答えられる必要があります。
- 以前に聞いた話ですがヨーロッパのサッカーでは選手が
- 「なんで自分がこのポジションなのか?
- そしてその理由はなんなのか?」
- と聞いてくるそうです。
そして答えなければその選手は言うことを聞かないそうです。
しかもそれを聞いてくるのが10歳のくらいの子供なんだそうです。 - 日本では指導者に練習を行う理由を聞いてはいけないような空気がまだまだありますよね。
- 理由を聞いた上でやるかやらないかを選手が自分で決める。
- 日本もまだまだ指導者が選手よりも立場が上で指導者が選手に「やらせている」選手が指導者に「やらされているれというような状況が少なくありません。
全く無駄というわけではありませんが、自ら決めたことではないことをやらされていると最後までやり通すことは難しいです。
自主性の失われた強制によって行われている練習では身につくはずもありません。
やらされている練習を続けていると「自ら考えることが 」が出来なくなります。
練習としては量をこなすことができても考える能力は失われ、試合で起きるイレギュラーなケースに対応出来なくなってしまいます。
日本人が言われてる「マニュアル通りやらせたら上手いがイレギュラーに弱い」ということに繋がっていると思います。
- 自ら考える癖をつける。
- これはとても大切なことだと思います。