Tanren塾塾長 鈴木亮司です。
先日杉並区のシルバー人材センターで3回目の体芯力セミナーを担当させていただきました。
配布している資料は同じなのですが毎回参加者の方が違うのでかなり異なる内容になりますね。
今日は片足立ちのバランスのお話になりました。
これは筋力やバランス感覚というものだけではなく、重心が支持基底面の上に来ない限りは成立しませんからバランスというものは決して才能だけではないのです。
身体の重心をコントロールするには腰を、腰をコントロールするには腰椎、腰椎をコントロールするには仙腸関節、股関節との連動が出来ないといけません。
要するに骨盤周りが柔らかく動かせないと無理だということです。
骨盤周りは非常に大きな筋肉や靭帯があるので感覚が鈍いのです。
ここは使えていても使えていなくても自覚がほとんどありません。
スポーツ選手の不調は骨盤周りの動きが悪くなっていることが1つの大きな要因です。
古の日本人は腰を入れる、腰に力を入れる、丹田に力を入れるなどという言葉を残していますが、これは理にかなったものであると今にして思います。
体芯力®︎はこの古の日本人の感覚を呼び起こすことが大きな目的の1つです。
自分の身体と向き合う、ということはとても面白く、何事にも代え難いものだと思います。
その楽しさというものを知ってもらいたいといつも思います。