速く歩けると速く走れる!

Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。

先日日曜日北海道マラソンを走り終えたばかりのマラソン2時間18分のベストを持つ東京オリンピック出場を目指す市民ランナー藤松選手とトレーニング。

課題となったスピードアップの為のトレーニングを今日から開始。

左右の体重移動の練習と上部ハムストリングス、中臀筋を使う動き、腹を入れた姿勢作り、そして肩甲骨を使うためにメディシンボール(重い球)3kgをいろいろな体勢で投げるトレーニング、普通の走る選手なら絶対やらないようなトレーニングばかりですね。

しかしトレーニングをしている最中に

「これ、絶対やった方が良いですね」

と藤松選手が言いました。
走る動作と関係のないような内容でしたが、本人が重要性、必要性に気づいたのです。
気づけるか、気づけないかは本当に大きな差になります。必要だと気づける選手はあらゆる物を吸収できるわけですから、それだけ成長します。
多くのことが関係ない、必要ないと思ってしまうということは吸収できるものが少ない、成長できる機会が少ないということです。どちらが上に上がれるかは明確ですよね。

そして最後は時速10キロ以上で速歩きのトレーニング。

BF78BD49-788B-47D4-BCCC-CBE90ECD87B9

最初は速歩きがぎこちなく走っているような感じになってしまっていましたがメディシンボールを使った捻りトレーニングの後に速歩きをすると肩周りの動きが改善され、かなり楽に歩けるようになったようです。

C5ACDE9A-2879-4414-807A-8344BEC067E3

 

今日のトレーニングの中で随分進歩した部分がありました。

 

(見本のために時速14キロで歩きました。)

DB8A57CA-0A52-4E2E-9553-6359C9D0111B

それと今日の動きを見ていましたが北海道マラソンを経て骨盤の動きの感覚を掴んだようです。

レース前よりも骨盤のコントロールが上手くなっていました。

本人も

「レースの中で感覚を少し掴んだかもしれません」

と言っていました。
本番は最高の練習。

タイムこそ残せなかったものの、レースで得たものは大きかったようです。

955C0DE4-3B5E-43F1-B0FB-1D2A05C2AF65

 

今日も伸びしろの部分をたくさん見つけることができ、1時間少々の間に進歩したのも実感できました。

トレーニングのたびに伸びていけば3ヶ月もすれば大きな結果となります。

進化して行く姿を目の前で見れるのはトレーナーとして最高の喜びですね。

 

この記事が気にいったらいいね!しよう

この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
Profile
Facebook

最新の記事

99%の人が知らない本当の体幹トレーニング

No Post Thumbnail

体幹トレーニングは体幹のトレーニングになっていない⁉️

スクワットで膝を前に出してはいけないって誰が言い出した?

身体を変える為に必要なのは「指」⁉️