Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
水泳の指導をしている方に「体芯力を覚えてから指導した方が変わった!」というお話を教えていただきました。
指導をしている方で80歳くらいの女性の方でバタ足で泳ぐと10メートルくらい疲れてしまっていたそうです。
その方は骨盤を動かさないようにお腹に力を入れて足の力で泳いでいたようです。
「バタ足の時に骨盤も一緒に動かしてください」
と伝えたら25メートルが楽々泳げるようになったそうです。
一般的には
「腰を固定して身体がブレないようにして」
と言われているのでしょうか?
僕はこの辺りは知りませんが、体の構造からしたら、少し苦しい動かし方になると考えています。
いわゆる腰が使いにくいので脚だけでバタ足をすることになるので、大きな力が発揮することが難しいと思います。(身体操作の上手い人は腰を動かさず、身体の内部操作で力を伝えることができると思います。)
みぞおちの裏の辺りから始まっている大腰筋の力を足とともに筋力発揮をすることで大きな力を生み出すことが出来ると考えています。
バタ足をする際には「脚がみぞおちから動かすように」意識をすると小さな力で大きな力を出すことができ、疲れにくい泳ぎが出来たためと思われます。
「お腹に力を入れて」という表現も受け取り方次第では、身体にとってマイナスに働いてしまうこともあるように感じています。