力が入り過ぎると微妙な加減がわからなくなる。

Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。 

動きが脳を変える
〜活力と変化を生み出すニューロ・ムーブメント〜

という本を歌手の井上留美子さんから紹介していただいて読んでみたところ、すぐに興味を引く内容に目が止まりました。

紹介致します。以下抜粋

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百年以上前、ドイツの生理学者、エルンスト・ウェーバーは、刺激に対する感受性は、ベースにある刺激が大きくなるほど鈍ることを明らかにしました。

重さ1キロほどの本を手に取り、てのひらにのせます。
本の重みが、ベースとなる刺激だと考えてください。この本の上にペンを一本おいてみても、本を支えている筋肉や関節からのは感覚が強すぎるため、ペンの重さを感じないはずです。脳が違いを感知できないのです。

ところが、本のかわりに三十グラムほどの手紙を手にのせ、その上に先ほどのペンを置くと、脳は重さにしっかり気づきます。

ゲーリーの場合、過剰な力で運動していたため、身体に起きている小さな変化を感じることができず、痛みと疲れの原因であるおきまりの動作を繰り返すというパターンから抜け出せなくなっていました。ところが力を抜くことを学ぶと身体のわずかなサインに気づくようになり、それに導かれて動きが変わり、痛みは消えました。

繊細な違いに気づくようになった脳が、効率的に動きを組み立てるようになり、エネルギーを無駄にすることなく人生を前向きにとらえるようになったのです。

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以上

力を入れることばかりしていた頃、微妙な変化に気づけず、動きの調整が下手くそになりました。

たしかにあの時は絵を描いたら「下手になったなぁー」と思っていました。

力を抜くトレーニングをして、力の抜き方を学び、少しずつ出来てきた頃に絵を描いたら、絵を描くことをしていないのに昔のように描きやすくなったことをはっきりと覚えています。

楽器を弾く音楽家の間では

「筋トレで力を入れることをやり過ぎると楽器を弾く時の力の微調整ができなくなるので控えた方が良い」

という話があるというのをミュージシャンよ友人から聞いたことがあります。

過ぎたるは及ばざるが如しということなのでしょうが、力を入れることと、力を抜くことを真剣に考えることで、人間の本質に近づいていくと思います。

身体オタクの方にはオススメの本だと思います。


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この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
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