言葉の無い会話。

Tanren塾塾長 鈴木亮司です。

先日はトーチングチームコンサルの後、空手世界王者の高久先生の元へ。

実は稽古の前に

 

「高久さんは何を目標に稽古をされるのですか?

生徒さんにはどのように話していますか?」

という相談をしようと思っていましたが、稽古が始まって5分で僕の中で結論が出てしまったので、相談する必要がなくなりました。

Processed with MOLDIV

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純粋に身体から湧き出て来る感覚を感じ取ること、そして身体を動かしていると解れていく感覚を楽しみ、自分のまだ硬い場所をあぶり出していく。
そしてそれをまた解除していく。

その作業によってどんなスポーツをしても対応できる身体を作ること。
それは料理に例えるならば【下ごしらえ】。
何をやるにしても土台、いわゆる基礎が大切。どんな動きも自分で自分の邪魔しない体を作る。

 

力や柔軟性があっても自分の動きを邪魔してしまう身体にはしないこと。
硬い部分は動きの制限をしてしまう。
揺らしたりしながら、その硬さを取ったら、また下の層が出て来る。
それを感じながら身体を動かしているとあっという間に1時間以上が経過。

ああ、これらの身体との対話を楽しむことが稽古であり、目標でもあるのだな、と。

何キロが上がった、脂肪が何%下がった上がったという数字が目標ではなく、それらを取り払った純粋な身体との向き合いそのものがトレーニングであるいうこと。

これらを楽しむこと。
本日改めて感じたのがこのことでした。

感覚を文章にするのは簡単ではありませんが、敢えて文章にすることでもう1つ上のステージに上がれるような気がします。

内なる感覚をどこまで引き出すことができるか。
これが体芯力®︎の方向性でもあります。
今日も体芯力®︎を進化させるたくさんのヒントを得ることができました。

ありがとうございました。

 

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