完全はない。不完全もない。

Tanren塾塾長 鈴木亮司です。

理論を学ぶということはその理屈を知るということ。

しかしその理論は必ず人が作っているわけですから解釈や評価を含めたものになります。
理論が真実であるという前提でものを考えてしまうと、他人の頭を利用して考えることになります。

この理論に振り回されたりすると自ら思考することをやめてしまいます。
この理論にはここは素晴らしい、しかしここが足りない、など自ら思考することが大切です。

この世に絶対的な真実はないということを知ることです。
数学者であり、論理学者でもあるクルト・ゲーテル(1906~1978)は1931年に

「不完全性定理」

という有名な定理を証明しました。

一言で言えば

「完全な理論は無い。
その理論に矛盾がないことをその理論では説明できない。」

ということです。

逆を言えば

「完璧だと思った理論でも他の理論から見ると完璧ではないことが簡単にわかってしまう」

ということです。

1+1=2

これは間違っていないように思いますが塩1杯、砂糖1杯を足しても2杯にならないです。
そうなると1+1=2は成立しませんね。
屁理屈にも聞こえてしまいますが(^^;;

これを聞いて

「あぁそうかもね」

と思える方、

「そんな考え方おかしい」

と思う方。

これは自分の思考を変えたくないというホメオスタシスの働きによるものです。

*恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(英語:Homeostasis、ギリシア語:ΟΜΟΙΟΣΤΑΣΙΣ)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
wikipediaより

このホメオスタシスは身体だけでなく精神にも働きます。
思い込みが強くなって他人の意見を聞き分けられないのもホメオスタシスが強くなっています。
色々なことを変えたくても変えられないのはホメオスタシスの働きによるものです。

ホメオスタシスは常に色々なところに働いているということを自覚しながら物事を見ていくことが大切だと思います。

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