運動は手足を鍛えてはいけない?

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Tanren塾塾長 鈴木亮司です。

近年「体幹」という言葉はだいぶ世間に認知されて来ましたね。

しかし「体幹」を鍛えることがどのような意味を成すのか?ということまで深く考えずにトレーニングしている方が多いと思います。

「体がぶれないようにするため」

ということが主な目的だと思います。

しかしそれ以外に深く書いた文章がランニングパフォーマンスを高める動作の創造より(小林寛道著)にありました。

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以下抜粋です。

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いろいろな体の動きをするとき、まず、からだの中心部の動きを意識します。

からだの中心部のわずかな動きを大きく拡大するように、体から遠い部分の動きに伝えるようにします。

すると、からだの中心部から遠い手首や指先はリラックスされて、すばやい動きをすることができます。

足の場合も同様で、ふとももに力を入れるのではなく、腰周辺やお尻の深い部分にある筋肉を働かせることで、下腿や足先をすばやく動かすことが出来ます。

四肢に不要な力みが入ると、動きを硬くぎこちないものにしてしまいます。

運動が上手な人ほどリラックスされたすばやい動きが出来るのは体の中心部を上手に使う方法を身につけているからです。

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わかりやすく説明が書かれていますね。
身体の中心から末端へ力が流れていくことを

「エネルギーフロー」

と言います。
どこにどうやって力を加えるか、ということを理解して運動することで上達が早くなります。

力の入れどころなどを理解していないでやっていると上達が遅れるばかりか怪我につながることもあります。

数をこなせばわかってくる、というのも無きにしも非ずですが、身体の動かす順番やその動作を実行することに適した身体の状態(筋力や柔軟性、神経状態)であった方が質が高まります。

あまり良い状態でない(技術の遂行に適さない肉体の状態)で繰り返し行ってしまうと以前にも書いた通り間違った動作を学習してしまいます。

「覚えるのは300回

直すのに30,000回」

と神経学の世界では言われているようです。
細かい数字の違いはあれど一度着いてしまった癖は直すことが難しいのはスポーツをしていればわかると思います。

何回やった

何分やった

心拍数はどれくらいまで上がった

など数値以外の神経の部分も視野に入れて体全体を見ていくことが大切だと思います。

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この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
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