力を抜くことが不安感を軽減させる。

Tanren塾塾長体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。
心身一如という言葉があるように心と体は分けて考えることは出来ません。
心が緊張すれば体は緊張する。
体が緊張すれば、心も緊張する。
鶏が先か卵が先か。
こういったことは日常で体験することが少なくないですよね。
これらの事が書かれた文章がありました。
誰でもできるトリガーポイントの探し方、治し方
著者:Clair Davies/Amber Davies
監訳者:大谷素明
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より以下抜粋です。
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神経の緊張や不安感は、自律神経系を過剰に活動させ、心拍数、血圧、発汗、筋肉の緊張、新陳代謝を、適切なレベルよりはるかに高くまで引き上げる。
筋の緊張は、主に、神経の緊張の反応として発現しているのだが、その他、全ての反応とは異なり、実質的に、完全に直接管理できることなっている。この事実は、大きな期待を抱かせる。なぜなら、筋の緊張を軽減させれば、不安感も驚くほど素早く軽減するからだ。
実際、緊張を解放することが、不安感を緩和させるうえで、最も強力で、最も直接的な手段になっている。
神経の緊張や不安感が限界を超えた場合、筋をリラックスさせる能力があれば、瞬く間に自分を落ち着かせることができる。
その能力がなければ、自分の感情の犠牲になる傾向が高まり、感情面と身体面の双方に慢性的な痛みを生じさせることになるだろう。
中略
多くの人は、筋が緊張していることをあまり意識していない。
そして、気持ちを落ち着かせる方法も、薬物や煙草、アルコール、また、てれびのような、心を麻痺させ、気持ちを紛らわせるもの以外に知らないのだ。
ガーデニングやスポーツ、趣味のように、リラックスさせるといわれる活動であっても、筋にとっては、リラックスどころか、過剰に使ったり、伸ばしたり、こだわりすぎたために、より緊張することも多い。

なんとなくわかっていることを明確に文章に示した内容ですね。
体をリラックスさせる方法を知っていることがとても有効なことだとわかります。
運動というものがストレス解消になるのはやり方次第と言えます。
僕もかつては間違った筋トレで体中に力が入っていました。
常に力が入っていましたが、自分自身では気づいていませんでした。
リラックスする方法など知る由もありませんでした。
ふとした瞬間に襲われる不安感だったり甘いものを衝動的に欲したりしたことがあったことを覚えています。
体の過剰な緊張によるものであったと思われます。
体芯力®︎体操で体を緩めることを意識し始めてから、このような事がほとんど無くなりました。
いろいろなことを我慢することは緊張を増加させてしまいます。
辛いことを我慢していても限界があります。
僕の経験ですが頑張ることをしてきたとき、力を抜いて体を緩めることで今まで見えなかった様々なことが見えてきます。
筋力やパワーということは見栄えもするし、数値化できるので、目を奪われがちですが、力を抜く、という数値化の難しいことに目を向けることが大切であると思います。

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この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
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