体芯力®︎に至るまでの経緯②


「何か別のやり方を探さなくてはダメだ」

①の話の最後のところから少し時を戻すことになりますが、専門学校や専門書を大量に買い、読みあさって自らの身体で試していましたが、思った以上の効果が得られませんでした。

というか、どういう体の使い方をすれば良いのか、どうしたら力が抜けるようになるのかは全く触れられていませんでした。

「ゴチャゴチャ考えないで、動いているうちに力は抜けてくる」

というような事を言われてトレーニングに励んでいましたが、自分より上手く動けている人を見て真似をしようとしても身体がいう事を聞かない。

大概の正しいと言われているウェイトトレーニング、アジリティ、プライオメトリクス、ダッシュ、ヨガ、コーディネーションなどセオリーのトレーニングをやり尽くしてみて、さまざまな指導者や体に関わる人に話を聞いても明確な答えが返ってこない。

「世の中の常識とは違う何か別のやり方を探さなくてはダメだ」

様々なことに取り組み始めた頃。 

今でも忘れない1998年4月中旬。

格闘技の練習で重度の眼窩底骨折…

「バキバキバキ!」と目の奥の骨が折れる音がはっきりと聞こえました。

あまりの痛みに悶絶。

のたうち回るとはあの事だな、と。

その後目の下にチタンプレートを入れる手術を行い入院。

視野が極端に狭くなり、ほとんどのものが二重に見え正常に見える視野はほんのわずか。

術後、担当医師との会話です、

僕「何かやっちゃいけないことはありますか?」

担当医師「眼圧を上げないで。あとジャンプとか衝撃のかかることは半年くらいは禁止です」

僕「眼圧が上がるってどんなことですか?」

担当医師「うんっ!って力むことですね」

僕「ひょっとして筋トレとかランニングやっちゃマズイですか?」

担当医師「あ〜目のためにはやらない方が良いですね」

このやりとりで筋トレが目に悪い事を初めて認識しました。

力む
→血圧が上がる
→眼圧が上がる

という事なんだそうです。

これまで「筋トレしてないと気持ち悪い」という僕でしたから、この後どうすればいいか分からなくなりました。

しかし

「力まない筋トレを自分で探そう!」

となりました。
二重に見える視野の状態が数ヶ月続きましたが、その期間中に様々な事を試しました。

これがきっかけで「身体に負担のかからない方法」を模索し始めることになります。

今まで100キロとか200キロとか挙げていた人間が突然2キロとか3キロ、重さのほとんど無い棒を使ったり、とにかく力むことのない動きを探しはじめました。

その頃は、
筋トレでもない、
ストレッチでもない

そんな方法をやってる人なんか皆無でしたから、周りから見たらそれは奇妙な人間だったと思います。

でも必死なので周りの目なんか気にしてる暇はありません。

重さも使わない、力も入れない

そんなトレーニングでも、なぜだか全身筋肉痛になりました。

「100キロとか200キロとか挙げていた人間が、こんな重さをほとんど使わないもので筋肉痛になるなんてなんて情けない…」

こんな事を思いましたが、

「きっとこれには何かある!」

と思い、続けていました。

その先には、考えもしない結果が待っていました。

③へ続きます。

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この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
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