しゃがめなくなるのは生活習慣?

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Tanren塾塾長 体芯力®︎マスタートレーナー鈴木亮司です。

 

「ヤンキー座り」と言われてる座り方というのは近年見かけなくなりました。

「和式トイレに座れない」など、現代人は身体能力の衰えが顕著です。

「外国人は生まれつき足首が硬いから座れない」

というようなことを耳にしたことがありますが、実際はどうなんでしょうか?

偶然興味が湧いて買ってみた本に、座ることに関して書いてありました。

「日本人の坐り方」
矢田部英正著

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より以下抜粋です。

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フランスの民俗学者であるマルセル・モースは、ある文化や習慣によって培われた立ち振る舞いには固有の法則性があることを発見し、これを身体技法と名付けた。
そして姿勢や歩行、食事や労働、休息時などに見られる個々の身体技法は生活全体の中で有機的な関連性を持っていて、それらが社会秩序を形成していく上でもっとも本質的な役割を果たしていると考えた。

 

モースが身体技法論の着想を得たきっかけのひとつには、彼が兵士として戦地に赴いた時の苦い体験がある。

それは兵士たちが休息を取るときの出来事で土壌がぬかるんでいたり、水たまりがあったりすると、フランス兵は休むために足を濡らしてしまったり長靴を履いたまま立ち続けたりしなければならなかった。
ところが一緒にいたオーストラリア出身の兵士は踵の上にしゃがみ込んで体を休めることができたのである。

この点に関してはオーストリア人兵士に劣っていることを彼は認めざるを得なかった。

「水は彼らの踵の下にあることになった」とモースの言ったこの坐り方は第二章で触れた「蹲踞」や「踵坐」ではなく単純に「しゃがみ込む姿勢」のことだった。

そしてフランス人でも子供たちは当たり前のようにしゃがみこむことができるのに、大人になるとこの姿勢ができなくなるのは社会習慣による身体機能の退化であるとモースは考えた。そしてしゃがみこむ行為を「子供から取り上げてしまうのは最大の誤り」であると強い調子で主張する。

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これを見る限りではどうやら後天的な生活習慣による影響が大きいようですね。

日本人でも座れなくなってますから…

椅子生活になると楽だけど身体が衰えるなぁと一昨年に引越しをしてから感じています。

その為には、やはりトレーニングが必要ですね。

バーベルを挙げる、筋肉をつけるのも良いですが、まずはかつての日本人のしていた生活習慣を運動の動作に取り入れるのも良いかと思います。

 

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この記事を書いた人

鈴木 亮司
鈴木 亮司
頑張らないトレーニング『体芯力®』で心と身体を緩め楽に動ける身体を創るパーソナルトレーナーでありプロトレーナーを養成するTanren塾塾長。 ティップネス町田を中心に、自宅や公共施設での指導、セミナー講師、トレーナー研修業務などを行っています。 顧客には、ラグビー日本代表候補、フットサル女子日本代表、アメリカプロバスケット選手、タッチラグビー日本代表選手、日本ランキングプロボクサー、アメリカ野球独立リーグ選手などのアスリートから、80代の高齢者まで幅広く、15年でのべ約3万人をサポートしています。
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